2015年09月18日

キジのファミリー

2015-07-06
骨格などの脱塩用大型水槽の排水口の手直しをしていると
ほぼ修復を完了した本館の方角から甲高いギィ−・ギィ−とキジ
の鳴き声がした。あまりにも長い時間続くので行ってみると。
2015-07-06キジのファミリー➀DSC01093.jpg
本館のスロープ通路手前に「つがい」のキジがいた。
2015-07-06キジのファミリーADSC01094.jpg
手前がオス・通路下奥がメス
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近づくとメスが小生の間近で大声とともに異様な動き
を繰り返す。
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羽根の形を変えて「疑傷」するメス(母鳥)
地上に営巣する鳥に見られる。外敵が巣に近づくのを
はぐらかしたり雛を守るために敵をとおくにおびきだす。
オスは冷たいものでトットコ・トットコ逃げ出した。
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周囲を良く観ると上部の方向でピヨピヨの声がする。
入館スロープのサイド芝生になにかうごめく。
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芝と壁のコーナーにヒナが六羽パニック状態でいた。
ヒナたちにとってはこの段差が障害となって迷い
母親とはぐれてしまったようだ。
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母鳥の方向へなんとか追い出してやるが一羽のみがマゴマゴ
している。なんとか兄弟と一緒にスタコラ・・・
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芝の斜面を一列になって母鳥と合流した・・
2015-07-13
樹上(山桑)で、その実を食す母鳥。
2015-07-13樹上のキジIMG_0067.jpg
2015-09-18
2015-09-18キジIMG_0021.jpg
チリ津波注意報発令により館の周囲は工事もなく
静寂の一日。
母鳥と同様の大きさに成長したヒナが三羽。雨に濡れた
ヤブから出て身づくろいをしている。自然の摂理か個体数
は誕生から半減していた。
来春には母親から「ぼん出されて」それぞれの道を歩む。
・・・合掌・・・・


posted by 鯨と海の科学館 at 17:17| Comment(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

ありがとうございました!

先週〜今週にかけて、またまた強力な助っ人の皆さんが鯨館にやってきてくださいました!!
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今回も筑波大学の松井先生・河崎先生・弘前大学の片岡先生を中心に、東洋美術学校の先生、そして、それぞれの学校の学生さんたちが作業に取り組んでくれました。
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鯨の骨の脱塩
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収蔵物の保存処理
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なが〜いモノから・・・
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細か〜いものまで・・・
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作業がぐんと進み、本当に助かりました!
みなさま、ありがとうございました

(佐)
posted by 鯨と海の科学館 at 16:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする